浜田蓉子バレエ研究所(昭和30年創立)と貞松バレエ学園(昭和35年創立)が統合し、昭和37年に貞松・浜田バレエ学園と改称、昭和40年貞松融を団長、浜田蓉子を副団長として貞松・浜田バレエ団が結成された。翌年結成記念として『白鳥の湖』全幕を公演。以来、クラシック作品と創作作品を両輪として神戸を中心に活動を続け、海外公演、東京公演を含む総公演回数は1000回を超えている。
チャイコフスキー3大バレエ、『ジセル』、『ドン・キホーテ』、『コッペリア』などの全幕上演、バレエ作品の豊かさを紹介し、団員個々の育成を目指したバレエ・ガラ方式による〈ラ・プリマ・ヴェラ〉、自主的・創造的・先駆的作品を上演する〈創作リサイタル〉など、多彩な公演活動を展開しており、団員による振付作品のほか、近年では、オハッド・ナハリン、イリ・キリアン、ユーリ・ンなど世界的振付家の現代作品をレパートリーに加えている。
創立初期より地域に根ざした小・中・高等学校の視聴覚教育の一環として学校公演を行っており、その数は現在までに700回を超えている。平成27年、学園は60周年、バレエ団は50周年を迎えた。
文化庁芸術祭大賞、文化庁長官表彰(貞松融)、橘秋子賞功労賞(貞松融、浜田蓉子)など、受賞も数多い。平成25年1月、新国立劇場招聘公演として、クラシック全幕と創作の2公演で東京公演。平成26年3月には〈NHKバレエの饗宴〉に出演し、のちにTV放送された。
平成26年10月、一般社団法人貞松・浜田バレエ団に移行。貞松正一郎が芸術監督に就任。
住所:神戸市灘区畑原通3丁目6-6
URL:http://www.sadamatsu-hamada.com/
公演情報
ビューを読み込み中です。