東京文化会館の休館について

本日9月27日、東京都より東京文化会館の2026年5月から約3年間の休館について発表されました。

東京都報道発表「東京文化会館大規模改修に伴う全館休館のお知らせ」

近年、東京および東京近郊において、本格的なバレエ・オペラ公演に適した劇場が不足し、各バレエ団は公演のための劇場確保に大変苦労しています。さらに、数年以内に改修・休館が予定されている劇場が重なり、問題がより深刻化することが懸念されます。劇場なくしては、公演活動の衰退は目に見えています。この現状を踏まえ、日本バレエ団連盟では関係各方面に劇場不足の状況改善を働きかけ、また、状況に応じて会員団体間での調整を図るなど、バレエ公演環境の整備に努めてまいります。
東京文化会館の休館期間が工事の実務作業におけるさまざまな工夫などによって少しでも短縮されること、今後、他の劇場の改修時期が重ならないよう事前に調整がされること、さらに日本のバレエの将来のために、海外のオペラハウスのようなオペラやバレエの上演に適した設備を備えた、わが国を代表するような新たな劇場が建設されることを関係各方面に要望していく所存です。

(参考)数年以内に改修・休館が予定されているバレエ公演に適した劇場