一般社団法人日本バレエ団連盟は、文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術育成事業」の一環として、海外優秀指導者によるマスタークラスを実施いたします。その成果を、将来プロを目指す若手ダンサーとその指導者に見学していただくことにより、ダンサー育成環境の開発と整備の一助とすべく、下記のとおり公開レッスンを開催いたします。見学は無料ですが、事前の申し込みが必要です。ご希望の方は、日本バレエ団連盟までお申し込みください。
<パトリック・アルマンのバレエ公開レッスン 概要>
会 場:東京バレエ団スタジオ
目黒区目目黒4-26-4 TEL:03-3791-7000
日 時:11月5日(土)午後2時~3時半(開場13時半)
指 導:パトリック・アルマン(サンフランシスコ・バレエ・スクール副校長)
実 技:東京バレエ団
公開対象:プロを目指すバレエ学習者、バレエ指導者 (見学無料です)
定 員:100名
申込締切:11月3日(木)
主 催:文化庁、(一社)日本バレエ団連盟
<申し込み方法>
お申し込みは、お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容」欄に以下をご記入の上、送信してください。
(1)バレエ学習者、バレエ指導者の別
(2)ご所属(学校、スクール、主宰教室等)
(3)年齢
※見学者には後日、参加証をメールでお送りいたしますので、「japan-ballet.com」からのメール受信ができるように設定をお願いいたします。
※定員を超える申し込みがあった場合は、抽選とさせていただきます。
<講師紹介>パトリック・アルマン Patrick Armand
フランス、マルセイユ生まれ。
母であるコレット・アルマンと、ローラン・プティのスクールでルディ・ブライアンズに学んだ。1980年にローザンヌ賞を受賞し、ニューヨークのスクール・オブ・アメリカン・バレエとカンヌのロゼラ・ハイタワー・インターナショナル・ダンス・センターで研鑽を積んだ。
1981年、フランス国立ナンシー・バレエ団に入団、1983年にプリンシパル・ダンサーに昇進した。同年、ルドルフ・ヌレエフと踊ったベジャール振付の「さすらう若者の歌」でローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされた。
1984年、ペーター・シャウフスに招かれ、ロンドン・フェスティバル・バレエ(現イングリッシュ・ナショナル・バレエ団)に加わり、1988年にダンス・アンド・ダンサー誌のダンサー・オブ・ジ・イヤーを受賞した。1990年、ブルース・マークス監督のボストン・バレエ.団に入団。
彼のレパートリーには、主な古典作品全ての主役、バランシン、アシュトン、クランコ、テトリー、プティ、マクミラン、ファン・マーネンらの作品が含まれる。トワイラ・サープ、クリストファー・ブルース、クリストファー・ウィールドンが彼のために作品を創った。
ゲスト・アーティストとして、オーストラリア・バレエ団、キーロフ・バレエ団、ベルリン・ドイツ・オペラ・バレエ団、ポルトガル国立バレエ団、バイエルン国立歌劇場バレエ団、小林紀子バレエ・シアター、井上バレエ団と共演した。
2002年からは、マルセイユのコレット・アルマン・バレエ・スタジオのディレクターを務めており、2006年から2010年まで、ミラノ・スカラ座バレエ団の教師とバレエ・マスターを務めた。
2010年9月、サンフランシスコ・バレエ・スクール研修主任となり、2012年9月にサンフランシスコ・バレエ・スクールの副校長に任命された。
英国ロイヤル・バレエ団とバレエ・スクール、カナダ・ナショナル・バレエ団とバレエ・スクール、サンフランシスコ・バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエなど、主要なバレエ・スクールやバレエ団に、しばしばゲスト教師として招かれている。
また、1998年と2009年にローザンヌ・バレエ・コンクールの審査員を務め、2010年からは男子の公式教師とコーチを務めている。