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ミッション

日本バレエ団連盟日本にバレエ芸術の種が蒔かれてから、今日までに100有余年の歳月が流れました。
バレエを愛し、その身を捧げた先人たちの情熱、それを受け継いだ者たちの努力により、その種は異なる文化と風土の中、大切に育くまれ、大きな花を咲かせるまでになりました。
今や世界の主要バレエ団で活躍する日本人は枚挙にいとまがなく、来日する世界のバレエ関係者たちは、日本のバレエ団のレベルの高さを称えてやみません。

国内には4,500か所を超えるバレエ教室があり、そこで学ぶ生徒数は40万人以上という調査もあります。また、国内外の団体によるバレエ公演は週末を中心に各地で盛んに開催され、日本に居ながらにして世界の一流バレエ団の公演を年に何度も楽しむことが可能であり、まさに日本はバレエ大国ともいえる活況を呈しています。

その一方で、芸術創造の主体であるバレエ団の経営基盤は、相変わらず脆弱だと言わざるを得ない状態が続いています。解決すべき問題は、山積していると言えましょう。
この状況を変えていくためには、これまで以上の創意工夫、そして個々のバレエ団の枠を超えた協力が必要です。

バレエはアンサンブルの芸術とも言われるとおり、バレエ団を構成するメンバーが、日々、クラスレッスン、リハーサルを共に行い、公演に臨んでこそ、すばらしい舞台を創り上げることができます。また、身体と音楽で表現されるバレエには国境はありません。バレエ公演を行う団体は数多く存在しますが、その中でもバレエの奥深い芸術性、魂を揺さぶる表現力を備えた、世界レベルの舞台上演を継続して行えるバレエ団こそ、プロフェッショナルなバレエ団と言えるのではないでしょうか。

2001年に「文化芸術振興基本法」が、2012年には「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が制定されるなど、近年、我が国においても文化芸術の基盤整備のための動きが進んでいます。そして、2020年にはスポーツとともに文化の祭典とも位置付けられているオリンピックが東京で開催されます。この機会をとらえ、ダンサー、スタッフが創造活動に心置きなく邁進できる環境を整え、日本のバレエが真に振興されるために、バレエ団が協力し合い、関係各方面と協力して諸問題の解決にあたる必要があると考えます。

イタリアに源流を発し、フランス、ロシアを経て、世界に広がったバレエの21世紀の中心は、アジアであるとも言われます。その言葉のとおり、世界に誇れる日本のバレエがさらに発展し、我が国の多様な文化の魅力を世界に発信する力となり得るよう、ここに一般社団法人日本バレエ団連盟を設立し、関係各位のお力添えを仰ぐ次第です。

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